歯科訪問診療 福森歯科クリニック

選ばれる理由
Reason Why

摂食嚥下診療

安心して食事を楽しんで頂くために。

「いつまでも美味しく食事を楽しみたい」誰もが願うことではないでしょうか?

我々福森歯科クリニックが訪問診療で目指すのは、そんな皆さまの素朴な願いを少しでも叶えることです。

当院では嚥下の専門チームを構成し、摂食嚥下障害でお悩みの方へ内視鏡を使用した精密な診断に基づいた食事指導やリハビリテーションをさせて頂いております。 

摂食嚥下診療

■ 内視鏡検査でわかること

内視鏡検査 内視鏡検査
● 喉の中を直接診て最適な食形態を判断

在宅や施設で、普段の食事を食べていただきながら検査を行うので、日常生活に即した評価ができます。

● 患者さんに適した食事姿勢を決める

嚥下機能の低下した方は、少しリクライニングした姿勢を取ると、食べやすくなる場合があります。

検査をしながら患者様が実際に食べている場所で、適切な体の角度を決定できるのもメリットです。

● 映像を介護者の方とも共有できる

ファイバーから映し出した喉の映像は医療者だけでなく介護者の方にも見てもらうことができ、安全な食事や介助の方法についての映像を基に共有することができます。

■ 当院が摂食嚥下診療に取り組む理由

内視鏡検査

誤嚥は喉が原因で起きていると思われがちですが、実際は口腔状態の悪化や、お口の状態が整っていないことが原因であることも少なくありません

「お口を整える」と「嚥下機能を向上させる」ことは密接な関係があり、患者様の食生活向上のためにお口の専門家である我々が訪問診療現場で一般歯科診療と摂食嚥下診療を両立させることに大きな意義があると考えます

■ 食支援

内視鏡検査

特に介護保険施設においては、歯科医師のミールラウンドへの参加が加算として評価されるなど、食支援チームにおける歯科医師の存在は以前より重要視されるようになりました。 (経口維持加算 についてはこちら

一方、口腔衛生、咀嚼機能などの一般歯科領域とは一線を画す摂食嚥下の分野において、専門的な診断が行える歯科医師はまだそれほど多くないのが実情です。

当院では摂食嚥下分野におけるベテランの歯科医師を嚥下チームに配置し、食支援にミールラウンドへの参加やカンファレンスにおける適切な食事指導を行っております。

■ 歯科医師の紹介

本多 康聡

歯科医師
摂食嚥下リハビリテーション認定士

本多 康聡
–Honda Yasutoshi-

≪経歴≫
  • 平成元年 近畿大学 理工学部電気工学科卒業
  • 平成8年  岡山大学 歯学部卒業
  • 平成8年  岡山大学 歯学部歯科放射線学講座
  • 平成16年 岡山大学病院 卒後臨床研修センター
  • 平成17年 ハーバード大学医学部 外科計画研究室 客員助教授
  • 平成21年 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
  • 平成22年 医療法人健応会 福山中央病院
  • 平成23年 東京歯科大学 摂食・嚥下リハビリテーション科 非常勤講師
  • 平成24年 おきとう歯科クリニック(広島)
  • 平成26年 福森歯科クリニック(大阪) 勤務

■ Q&A

  • Q内視鏡を通すのは口からでしょうか?鼻からでしょうか? またどれくらいの太さの管が通りますか?
  • A内視鏡は鼻から通します。直径約3mmの管を鼻から中咽頭(食道の入り口)あたりまで挿入し、実際にお食事が喉を通る映像をモニターで確認して頂くことができます。
  • Q内視鏡を通す時の痛みや出血などはありますか?
  • A内視鏡検査による鼻出血の確率は0.3%と報告されています。
    管が鼻腔を通る際に多少お痛みが生じることもございますが、内視鏡を入れる前に、麻酔薬(キシロカイン)を使いますので、かなりお痛みは緩和されます。(検査が終わった後に数時間の間、鼻がムズムズすることもございます。キシロカインにアレルギーのある方は事前にお伝え下さい。)
  • Qどういった症状の方が嚥下診療の対象となりますか?
  • A摂食嚥下障害の方の症状は、ムセがひどくなるなど、比較的気づきやすい症状から、意識して目を向けないとなかなか気づくことができない潜在的な症状もございます。

    一般の方でも確認して頂くことができるチェックシートがございますのでご参考にして頂き、1つでも気になる症状がございましたら、当院までお気軽にご相談ください。
  • Q嚥下診療の頻度はどれくらいですか? また毎回内視鏡を通すのでしょうか?
  • A診療頻度は患者様の状態によりますが、1か月~3か月に1度くらいの頻度でお伺い致します。
    内視鏡検査は患者様の症状により、その都度おこなうかどうかを担当医が判断致しますので必ず毎回行うわけではございません。
    またリハビリが必要な方は一般診療チームが毎週伺いリハビリをさせて頂く場合もございます。(リハビリによる症状の改善の程度は個人差がございます。またリハビリは基本的に時間(期間)がかかりますのでご了承ください。)
  • Q嚥下診療やリハビリの料金はどれくらいかかりますか?
  • A嚥下診療では、内視鏡検査やリハビリ等をおこなうことにより、一般診療の場合と比較して、1回あたり約700円~1400円ほど多くご負担頂くことになります。(1割負担の方の場合)
    詳しくは料金表をご参照ください。

詳しくお知りになりたい方は、広報担当者が資料をお持ちしてご説明に伺いますので下記よりお問い合わせください。